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リトアニア交通事情

リトアニア議会前の広場に、ユニークなオブジェが登場しました。事故車から創られたこの作品は、リトアニアがEU加盟国内で最も交通事故発生率が高い国となってしまったことを記念して(?)制作されました。

事故車から創られた作品

事故車から創られた作品

近年、自動車保有者数が増えているリトアニアでは、交通事故の増加が深刻な問題となっています。つい先日も、下校途中の3人の児童が横断歩道で車にはねられ死亡する事故が発生しました。筆者も街中で、軽度のものですが、度々事故を目撃します。

日照時間が少なくなる秋・冬には、暗がりでの事故が急増します。街灯の灯りが暗いビリニュスでは、夜間走行中、横断歩道で歩行者の有無を確認するのも時として困難なほどです。横断歩道マークのあるところに歩行者がいる場合、車は必ず一時停車することとされていますが、歩行者が暗闇と同化してしまい、識別するのが困難な状態に陥ることもあります。

EU加盟国内交通事故数NO.1という不名誉なタイトルを何とか他の国に譲るべく、リトアニア政府もラジオやTVなどのメディアを通じて、国民に事故防止を訴えています。後部座席のシートベルト着用の徹底を呼びかけるものや、なかには、歩行者に外出時、蛍光素材のものを身に付けるよう呼びかける政府広告もあります(運転手に気付いてもらいやすいように)。確かに個々人が事故防止に努める必要がありますが、運転する側から言わせてもらえば、街灯の照明をもう少し明るくして欲しいものです。

2007.11.17 LiTabi